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検査のハードルを下げておく 

前回、前々回記事の続きで「すい臓がん」について。

すい臓がんは男女合わせて日本人のがん発症頻度第5位と実は少なくはないがんです。

にも関わらず、発見が難しく診断時は既に進行がんで手術も出来ないことが多いとされています。。

ですが、ここ数年でそんなすい臓がんの検診にも風穴というか光明が見えてきましたのでご紹介します。

すい臓って胃の裏側(背中に近い)にあって、体の深い部位にあるため腹側からの超音波検査などでも見にくいんですよね・・。

そこですい臓がんのハイリスク群(すい臓癌になりやすいグループ)を知っておく事で、厳重にフォローすべき対象を絞り込みます。

そもそも「すい臓癌の家族歴、慢性膵炎、糖尿病、喫煙歴(=①)」などがあるとすい臓癌になりやすいとされています。

腹部超音波検査での所見ですが
(1)主膵管の直径が 2.5mm 以上 (通常 2.0mm 以下)
(2)膵臓に直径 3cm 以下の小さな袋(嚢胞=のうほう)がある

という所見があるとすい臓がんになりやすいことが分かってきました。

(1)、(2)片方あるだけで通常の3-4倍、両方同時にあるとなんと27倍すい臓がんになりやすいのです。

ただ通常の腹部超音波検査では膵管が見えにくいケースがあるので、そこをカバーするためにMRCP (すい臓のMRI)を行います。

結論です・・上記①がある方は、通常の腹部超音波に加えてMRCPを行うべし。

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そして、本題の「検査のハードルを下げておく」です。

これは検査の中身・大変さを軽減する方法を知っておくことで無意識に検査を先延ばししたくなることを避けるためです(^^)

胃カメラだろうが、大腸カメラだろうがなんてことない!という方は読み飛ばしてください。

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まずは胃カメラについて。

ご存じのように負担軽減手段として

・麻酔下で行う

・経鼻内視鏡で行う

があります。

管理人は全ての方法をやっていただきましたが、おすすめは・・

麻酔下(経口)>>>>経鼻>>>麻酔なし経口

ですねぇ。

内視鏡の画像解像度はどうしても経口が経鼻に勝ります。

なので、軽微な病変の見落としを少しでも減らしたいとの思いから、経口を選択します。

ただ、経口だと若くて反射が強いかたほどつらいものです。。

ですので、鎮静薬を使用した麻酔下での内視鏡がおすすめです。

完全に眠って気づいたら終わっている場合と、意識はあるがボーっとしている間(苦しくない)に終わってしまう場合とがあります。

注意点としては

・麻酔を使用した内視鏡をやってくれるか事前に確認する(どこでもやってくれるわけではありません)

・麻酔がさめるまで時間を要するため、検査終了後数時間病院にとどまるよう指示されます。車もすぐ運転しちゃだめと言われたりすることも。

ちなみに麻酔薬はプロポフォール(小児の使用で問題になりましたが成人使用は問題ありません)が一般的かと思います。

それと麻酔下をすすめる理由がもうひとつ。

胃カメラは空気を胃に送り込んで膨らませて観察しますが、苦しくて動いたりゲップが多いと膨らませた胃がちじんで観察しにくく不完全に検査が終了してしまう、なんてことも起こりえます。

でも麻酔が効いていれば動くこともなく、ゲップも出にくいでの観察には最適なんですよね。

少しは胃内視鏡のハードル下がりましたでしょうか?

それではまた!


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