気になる医療記事 

すっかり春らしくなってきましたね。

バイトへの自転車通勤が気持ちいい今日この頃です(^^)

健診受診者も増えてきており、レントゲンの読影件数も増えつつあります。

・・・つい先日医療費に関して気になる記事をみかけました。

(記事引用)

 日本薬剤師会は2007年、薬剤師がケアを続ける在宅患者812人の残薬を調査。患者の4割超に「飲み残し」「飲み忘れ」
があり、1人あたり1カ月で3220円分が服用されていなかった。金額ベースでは処方された薬全体の24%にあたり、
厚労省がまとめた75歳以上の患者の薬剤費から推計すると、残薬の年総額は475億円になるという。

(引用終わり)

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薬の飲み残しが年間で500億円にも達するとは驚きですが、厚労省はこれを減らそうと薬局の窓口で残薬の有無の確認を薬剤師に促すとのことです。

国が医療費削減に向けて動き出したには違いないですが、薬の飲み残し500億円といっても国民医療費40兆円からみたら0.125%に過ぎません。。

医療費を削減する有効なターゲットは他にもありそうです。

少し日本の医療費を振り返ります。

まず日本の医療費が多い理由として下記があげられています。

1.病床数が多く、在院日数が長い

2.薬価が高く薬剤使用量が多い

3.医療材料価格が高い

4.検査が多い

5.受診回数が多い

まずは1の病床数と在院日数です。

日本の中でも医師数と病床数は西高東低で西日本が顕著に多いのですが、それに伴い医療費も西高東低です。

ベットがあればそこを埋めようという意思はどうしても働いてしまいます。

国は病床削減や療養病床への転換を促していますが、これも進んでいません。

在院日数に関しては、病院の平均在院日数を短縮しないと病院が損する仕組みを厚労省がつくっているので一定の成果はでていると思います。

4の検査は患者が検査を望む、医療者は経営や防衛医療から検査に走るなど難しい側面があります。

DPCなどの包括医療で対応していますが、支払われる医療費が定額ならばと必要な検査を削る動きも必ず出てきてしまいます。

5の受診回数はフリーアクセスなので抑制出来ていませんね。。

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次に薬と医療材料(医療機器)です。

医療費に占める割合が大きいのはこの2つなんですね。

日本では薬代が医療費の30%を占めており海外と比較しても突出しています。

後発品(ジェネリック医薬品)の使用を促しており薬価ベースで45%程度のシェアになってきていますが目標60%にはまだまだです。

さらに・・・後発薬は先発薬の半額で安いですよと宣伝されていますが、実は日本の後発薬品は海外と比較するとまだまだ高いのです。

アメリカでは特許が切れると10分の1以下の価格(中には50分の1なども)に下がります。

また医療材料ではペースメーカーや心臓カテーテルなどが海外の2-3倍の価格で日本が輸入しているのが良く知られています。

・・厚労省は医療費削減の本丸の薬剤費や医療材料費には本気で切り込まないようです。

天下り先ですので。

ただこのまま医療費の増加にいつまでも資金的に対応出来るはずもなく、どこかでこの構図が崩れる日が来るのだろうと思います。


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コメント

日本の医療費が多いのは、単純に医療のヘビーユーザーである後期高齢者が多いからではないでしょうか?老人が多ければ医療費がかかるのは当たり前です。

Re: タイトルなし

おっしゃる通りだと思います。後期高齢者の自己負担割合増加で対応していますが、医療費増加には対応しきてれいないようですね。

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